• ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

2015/12/03 17:10


発明学会に通って発明の勉強を始めて5年ほどになるだろうか。
発明と言えば「一攫千金」なんて話もあるが、
そんな動機ではなかった。

むかし会社勤務のころいまなら特許を取ったかもしれないような開発の仕事をした。
「なぜ、特許を取らなかったの?」
と言う後輩もいる。

まあそのつづきといったところだろう。

新し物好きから、新規発想のくせがついた。
自分で特許出願を、と進んだ。

いま発明学会ネットショップに出ている「美肌湯パック」は
ハンドメイドから始まる。
さまざま改善してやっと形状が定まり、
意匠登録、商品化となった。

今夏はそのためテレビ取材、商品撮影、ネットショップの準備に明け暮れた。
友人・知人にDMを送った。
ちょうど手くび骨折中で、会社の後輩が宛名書きしてくれた。

DMを送りつけられた、
美容に無関心な友人たちも、
義理と応援で商品を買ってくれた。
友情に感謝! 感謝!

ちゃんと毎日、湯パックしてくれてるか心配。

会社なら専門の社員に回せばすべてプロの仕事に仕上げてくれる。
撮影もモデルもロゴもポスターも宣伝も、テレビCMもである。
印刷所も電話一本でデスクまできてくれる。
エレベーターで上がったり下りたりして誰かに会えば、
仕事が進行する。

なにより、新製品が出れば、
一斉に販路に乗って日本中、海外へ広がる。

けれどもまだ会社組織もできていない、
たった一つの商品を、たった一人で世間へ送り出す、
なんてまどろこしい。

会社の有難味が身に染みた。
さまざまなフロアやスタッフが目に浮かぶ。

思い出した。
会社の仕事で、広告会社のビデオロケもあった。
その日は撮影が遅れて富山行最終特急に駆けこんだ。
よく乗れたもので、
もし乗り遅れていたら研修会に穴を開けることになったのに。
わかっているのに撮影から離れられなかったのだ。

どんどんそんな昔話が思い出される。

う~ん「会社とはじつにいい所、一人は大変」

とはいえ、何かを創りだすのはおもしろい。
そこらは省く。

新しいビジネスには夢がある。
未開地だから何をしてもいい。
アイデアばかりが湧いてくる。

「世界にリラクゼーション社会を!」
 が我が工房の合言葉。

 その仲間を世界に一人でも多く!

 サポーター募集中!