2019/02/08 23:10
新宿区商談会の案内を得て昨年11月にエントリーシートを送ったところ、
1社から商談のお話があった。
結果は未定。
商品は売れて初めて商品になる。
どんなによい品でも、売らなかったら商品ではない。
BASEにUPしている商品は販売のために掲載しているわけだから商品である。
ここまでどんな経緯があったか、これまでテレビ取材でも話した。
新宿区商談会でも簡単に話した。
なぜこの商品があるのか、どうしてできたのか、なぜコレをつくったのか、
なぜ既存の商品ではだめなのか、代替品ではいけないのかという誕生物語がどんな商品にも潜んでいる。
つくるには、理由があるからだ。
遡れば「田舎暮らし」に始まる。
会社勤務ではストレスのないおもしろい仕事だった。
自由意思で長時間勤務し、全国への出張も多かった。
旅好きだから出張もたのしかった。
地方都市での仕事も好きだった。
それなのに日曜日ごとに行く書店で数冊の本と一緒に「田舎暮らしの本」「好きなリゾート」を購入した。
帰りにファミレスに寄り、ビールとサラダを口にしながら二冊の雑誌を読む。
この解放感、リラクゼーションに嵌って10年経った。
そして地方都市に家を建てた。
田舎暮らしでは日の出を見て暮らす。
四季ごとの、日毎の自然を目にした。
しだいに「気持いい暮らし」を好むようになった。
トヨタの改善ではないけれど、暮らしの方法に改善の気持がわく。
それが発明につながっていく。
田舎暮らしの家で種々の「改善」を試作するようになった。